以前、弊ブログにコメントで「ザクラマンはブレイザーのボディ流用」という情報をいただいていたのを、ようやく検証してみましたよ
こっちがザクラマン
こっちがブレイザーの中の人
(ブレイザーの片手は比較の邪魔なので外しています)
並べてみましょう
背格好は同じぐらいですね
ザクラマンとブレイザーの上腕部分の比較
ブレイザーの上腕は合金製ですが、ザクラマンはプラ製となっております。

ブレイザーには「ジェットガシャーン(腕)」の発射ギミックがついていますが、それ以外の部分は同じ形状のようです。
ブレイザーが登場した冒険ロックバットの放送は1975年(昭和50年)3/31~9/27なんですが、ザクラマンの販売時期がよくわからないため、どっちが先に作られたのか不明です。
劇中のブレイザーを確認してみると、輪っかを連続して並べたような上腕の形状や、二の腕の肩に近い側をぐるっと巻いているギザギザの突起が確認できますよ
先にザクラマンが作成されて、このザクラマンの腕パーツを流用するために、その腕形状を真似てブレイザーの腕をデザインした・・・とはちょっと考えにくいので、ブレイザーの設計データを流用してザクラマンを設計したということなんでしょうか?
次に、足の部分のを比較してみます。
足の長さは同じぐらいですね。
まず、太ももですが、凹凸のないザクラマンに比べて、ブレイザーの太ももには弧状のモールドが形成されています。
なお、上腕部分と同様に、ブレイザーの太ももは合金製ですが、ザクラマンはプラ製となっております。

すねからひざ頭にかけては同様の形状となっていて、どちらも円形のひざ頭から、足首に向かって幅狭となるように突起が形成されています。なお、ブレイザーはこの突起部分が金色に塗られていますね
これに対して、つま先からかかとにかけての形状は大きく異なります
ひざの可動域はほぼ同じで、どちらもあまり動きません。
足の裏はちがいますね
胴体部
ザクラマンは背中パーツがプラの電池ボックスになっているので、主に前胴のダイキャスト部分のパーツ比較となります。
胴まわりから、開口部、腕の付け根あたりは似た感じですね
ただし、ブレイザーの開口にはハッチオープンギミックとミサイル発射ギミックが設けられていて、開口の下の丸いボタンを押すとハッチが開いて、背面の発射ボタンを押すとミサイルが発射するようになっております。
また、ブレイザーの開口下には、ヘッドガーグルに乗せて転がし走行という素敵ギミックを実現するためのアダプターパーツを取り付けるための穴が形成されています
ブレイザーはギミック的に頑張ってる感ありますね
背面は大きく異なります
ボディ部分に関しては、ネジ穴位置も異なるんですね
最後に箱の比較


青×銀lのカラーリングとか、「ブレイザー」や「ザクラマン」のロゴとか、他人じゃない感は確かにありますね
結論として、どっちが流用してどっちが流用されたのかわかりませんけど、ザクラマンとブレイザーとの間で設計データの流用はあったと言っていいのではないでしょうか
こういうの楽しいね
コメントいただいた方、ありがとうございます
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